7月16日(土)に全国東宝系にて公開される、映画「コクリコ坂から」の試写会に行った。
試写会場所は「渋谷C.C.Lemonホール」。
以前、渋谷公会堂という名称の施設だ。
仕事の都合で、19:00開映の2分前に到着。
ふつう、映画館やホールといったものは座席の前後が狭く、足が組めなかったりして腰が痛くなったりする。
しかし、この渋谷C.C.Lemonホールは比較的、座席前後の間隔が広くてゆったりと見ることが出来る好きなホールのひとつ。
さて、映画「コクリコ坂から」の感想は…と言いたいところだけど、ぜひ、映画館へ行き、大きなスクリーンで楽しんでもらいたい。
ネタバレしない程度に言うと、ジブリ映画の特徴だが、その時代その時代にある物の描写がとても細かい。
電車やクルマが好きな自分は乗り物系しかわからないが、すぐにあのクルマだ! とわかる。
今回は、東京オリンピック(1964年)の前の経済成長期真っ只中の横浜が舞台。
その時代を過ごした方が、この映画を見れば、きっとポスターや制服、自転車など懐かしいアイテムが散りばめられている事に感動するだろう。
上映時間は91分。映画としてちょうど良い尺。
見終わった後は、青春っていいなぁ~と優しい気持ちになったり、勇気をもらえたりと、とても温かい気持ちになれる作品だ。
ただ、毎回、映画館に行って思うことがある。
映画の終わりのスタッフスクロールが流れ始めると、そそくさと席を立つ人が多いこと多いこと…。
自分はスタッフスクロールが流れている間の余韻を大切にしたいし、作品に関わった全ての方への感謝の意味を込めて、スタッフスクロールは最後まで全て見るようにしている。
あと、やはり携帯だ。
今日の試写会で着信音が鳴ることは無かったものの、着信のお知らせランプがあちこちでピコンピコン光っていて、肝心な本人たちは気づかないのか止めない。
なので、見ないようにしていても、その光に目が行ってしまい、作品に集中出来ない時が何度かあった。
ぜひ、映画を見るときぐらい、潔く携帯の電源をOFFにする習慣が広まればいいのに…と感じた1日でした。
試写会を主催してくださった「読売新聞」さん、どうもありがとう。
▼映画「コクリコ坂から」公式サイト
監督:宮崎吾朗/企画:宮崎駿
出演(声):長澤まさみ/岡田准一/竹下景子/石田ゆり子/風吹ジュン ほか(敬称略)